ふるさと

小学生のとき、姉が石川啄木の本を買って送ってくれた。「かにかくに 渋民村は恋しかり 思い出の山 思い出の川」「ふるさとの 山に向かいていうことなし ふるさとの山はありがたきかな」「不来方の城の跡の草に寝て 空に吸われし15のこころ」(記憶違いの箇所もあるかもしれない。)

わたくしのこころ中に、ふるさとは、ずっと啄木の歌とともにあった。