親や夫にこころよく?遺言を書いてもらうには


行政書士は街の身近な法律家

埼玉県行政書士会所属

行政書士渡辺事務所

行政書士・渡邉文雄

 

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1 今どきの相続事情

 

 昨今、遺産が多かろうが少なかろうが大なり小なりもめごとは必ず起こる、と言われます。

 その背景には、長い間、実態として続いてきた「家督相続制度」に基づく考え方が薄れてきたことがあります。

 すなわち親の財産は長男が引き継ぐもの、という意識が薄れ、「もらえるものはもらいたい」と、法定相続分での相続を主張する時代になったからです。 

 

2. 争族は家族をバラバラにします

 

 相続で争ってしまうと、もう元の関係には戻れません。

 家族がもめることなく仲良く暮らしてほしい、という願いを叶えるためには、遺言が必要です。

 被相続人の意思が伝われば、家族は尊重し、相続は円満に進むものです。 

 遺言の無い遺産は、家族の争いの種です。遺言状は黄門様のご印籠となり、遺産分割のもめ事を防ぐでしょう。

 

3. 「遺言書を書いてくれ」と頼む前に、何故遺言を書いてもらいたいのか、整理します

 

 

 遺言書を書いてほしい理由を、自分なりに整理してから、「遺言書を書いてください」と頼みましょう。 

 

4. いつ話を切り出せばいいか

 

 いきなり、「遺言書を書いてくれ」はいけません。遺言に関する話しは、無意識に拒絶反応が起こります。素直に「はい」は出てきません。

 お盆やお彼岸、身近な人が亡くなったときや知人の葬儀があったとき、テレビで有名人の葬儀のニュースが流れたときなどに、自然な感じで話題にしましょう。 

 還暦、古希、喜寿、傘寿、米寿は、遺言を書いてもらうよい機会でもあります。兄弟が揃ったところで話しを出してみてはいかがですか。

 


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