遺言書を書く時期と準備、定期的見直し

遺言書を書く時期) 

□ 事業を後継者に継がせたいときは遺言状は早めに。 

□ 遺言状は元気なうちに。認知症になってしまったら遺言書を書いても効力が認められなくなってしまいます。

□ 夫が少しボケてきたら 医師の診断を受けて診断書をもらい、公正証書遺言を作成します。 

 

(遺言書を書く前の準備)

□ 土地、建物、預金等に分け、財産のリストを作ります。

□ 遺言書に記載がない財産は遺産分割協議をすることが必要となります。財産の記載漏れによる不都合を解消する方法として「本遺言に記載がない一切の財産は誰だれに相続させる」と書いておく方法があります。 

□ 子がいない場合は親の戸籍謄本、子も直系尊属もいない場合は兄弟姉妹の戸籍謄本を取得し、現在の親族関係を正確に把握します。 

 

(遺言を書いたことを話しておく)  

 □ 子どもに話すと家庭内に争いが起こる恐れがあります。妻だけに遺言を作ったこととそのありかを教えておきます。

 

(定期的に遺言内容を見直す) 

□ 10年経過したら見直します。 家を建て替えた場合は書き直しましょう。 相続させる相手が、万が一亡くなってしまった場合は、遺言書を作り直すのがよいでしょう。


行政書士は街の身近な法律家

埼玉県行政書士会所属

行政書士渡辺事務所

行政書士・渡邉文雄

 

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1. 遺言書はいつ書くか

 

□ 遺言状は満15歳以上であればいつでも書けます。保険と同じで遅すぎたということはあっても早するといううことはありません。特に事業を後継者に継がせたいときは遺言状は早めに書きましょう。 

 

□ 認知症になってしまったら遺言書を書いても効力が認められなくなってしまいます。遺言状は元気なうちに書きます。

□ 認知症などで判断能力がなくなり意思能力がなくなった者の遺言は無効です。しかし、遺言をする時点で遺言能力があれば有効とされています。遺言をする時点で間違いなく自分の意思を表示できれば有効です。夫が少しボケてきたら 医師の診断を受けて診断書をもらい、公正証書遺言を作成します。

 

 

2. 遺言書を書く前の準備

 

(1) 相続は財産を金銭に換算するのが第一歩です

 

□ 相続可能な財産を調査し、土地、建物、預金等に分け、財産のリストを作ります。遺言書には相続可能な財産をすべて記載します。 

※ 記載がない財産は法定相続人による共有財産となり、分割するには遺言があっても全員で遺産分割協議をすることが必要となります。

 

注意事 項 財産の記載漏れによる不都合を解消する方法として、遺言に主な相続財産のみを書き、合わせて「本遺言に記載がない一切の財産は誰だれに相続させる」と書いておく方法があります。

 

 

(2) 推定相続人を正確に把握します(相続人調査)

 

□ 子がいない場合は親の戸籍謄本、子も直系尊属もいない場合は兄弟姉妹の戸籍謄本を取得し、現在の親族関係を正確に把握します。 

※ 本籍地が分からない場合は、住民票を「本籍地表示あり」で入手し調べることができます。

 

 

 3. 遺言を書くことや内容については子どもに話さない、遺言したことを妻以外には話さない 

 

□ 子どもに話すと家庭内に争いが起こる恐れがあります。妻だけに遺言を作ったこととそのありかを教えておきます。

 

 

4.  定期的に遺言内容の見直しをします

 

□ 財産内容及び財産の評価額の変化、情況の変化や遺言者自身の心情の変化を考え、「10年以上経過」したら見直しをします。 

□ 遺言を作った後、「家を建て替えた」場合は、遺言書を書き直します。 

□ 相続させる又は遺贈する相手が、万が一「遺言者より先又は同時に亡くなってしまった」場合は、遺言書を作り直すのがよいでしょう。


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