遺産分割の種類(遺言による「指定分割」、相続人の協議による「協議分割」等)

□ 遺産分割の種類には、①遺言による「指定分割」、②相続人の協議による「協議分割」、③家庭裁判所の調停による分割、④家庭裁判所の審判による分割があります。


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行政書士渡辺事務所

行政書士・渡邉文雄

 

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ポイント 関連情報

 

➤ 遺産分割の実施方法

1. 遺言による「指定分割」

 

 遺産分割は、遺言がある場合はその指定に従って分割します。 ただし、相続人全員の合意があれば、遺言に従わなくてもよいとされています。

 

 

2. 相続人の協議による「協議分割」

 

 遺言がないときは、相続人の話し合いで遺産を分割します。ただし、遺言があっても、相続人全員が合意すれば自由に決めることができます。

 

 

3. 調停分割

 

 遺言がなく、相続人が合意できないときは、家庭裁判所の調停により、遺産を分割します。なお、調停の結論は当事者が決定します。

 

 

4. 審判分割

 

 調停が成立しなかった場合は自動的に審判手続きが開始され、家庭裁判所の審判により遺産を分割します。 

 双方の主張のうち合理的な方法が採用されますが、法定相続分による共有となることもあります。その場合、その後遺産分割協議ができないようであれば、原則として競売により売却し、売却代金を分けます。なお、競売による売却は任意売却と比べ不動産の価格が低くなります。